問1 逆転相について誤りはどれか。
(1) 気温が高度とともに上昇していると逆転層の存在が予想される。
(2) 雲や霧の頂上に逆転層の底の部分があることが多い。
(3) 対流により接地気温逆転層が形成される。
(4) 上昇する塔状の積雲は逆転層に遭遇すると水平方向に広がることがある。
問2 性格の違う両気団の勢力が伯仲して、その間の前線がほとんど移動していない。この前線の名称で正しいものはどれか。
(1) 閉塞前線
(2) 停滞前線
(3) 停留前線
(4) 滞留前線
問3 海陸風前線について誤りはどれか。
(1) ソアリングに利用できる。
(2) 海と陸の温度差によって発生する。
(3) 海陸風前線の通過によって視程が変化することがある。
(4) 日の出とともに海風前線が上陸することが多い。
問4 雷雲の生涯でもっともひょうが発生しやすい時期で正しいものはどれか。
(1) 最盛期
(2) 成長期
(3) 消散期
(4) 積雲段階
問5 国際標準大気における対流圏内の気温減率で正しいものはどれか。
(1) 1℃/100m
(2) 2℃/100m
(3) 1℃/1,000ft
(4) 2℃/1,000ft
問6 METARで「BKN030」と報じられているときの雲量で正しいものはどれか。
(1) 1/8〜2/8
(2) 3/8〜4/8
(3) 5/8〜7/8
(4) 8/8
問7 一般に地表摩擦風が風に影響する上限で正しいものはどれか。
(1) 500ft
(2) 2,000ft
(3) 5,000ft
(4) 8,000ft
問8 METARで「もや」を示す記号で正しいものはどれか。
(1) HZ
(2) BR
(3) FU
(4) FG
問9 線状に雷雲の並んでいる状態の名称で正しいものはどれか。
(1) クラウドストリート
(2) スコールライン
(3) 塔状積雲
(4) シャーライン
問10 次の雲形のうち対流により発生するものはどれか。
(1) CI
(2) AS
(3) CU
(4) ST
問11 サーマルについて誤りはどれか。
(1) サーマルの発生は大気の安定度と関係がない。
(2) 地表面の熱特性が同じ場合、平地と斜面でサーマルの発生の度合いが異なる。
(3) サーマルの発生は晴天時の昼下がりの時間が最も多い。
(4) サーマルは上昇中、風下に移動する。
問12 日本付近の一般的な天気の移動方向で正しいものはどれか。
(1)東から西
(2)西から東
(3)北から南
(4)南から北
問13 地上の等圧線が混んでいるところの気圧傾度で正しいものはどれか。
(1)緩やかである。
(2)急である。
(3)一定である。
(5) 混んでないところに比較して緩やかである。
問14 地上付近の気温が夜間に露天温度近くまで降下したとき、予想される気象現象で正しいものはどれか。
(1) 強風
(2) 霧
(3) 雨
(4) 雪
問15 冬季に日本付近にあらわれる大陸性寒気気団で正しいものはどれか。
(1) 小笠原気団
(2) 揚子江気団
(3) シベリア大陸気団
(4) オホーツク海気団
問16 北半球の高気圧付近の風の吹き方で正しいものはどれか。
(1) 反時計回りに吹き出す。
(2) 時計回りに吹き出す。
(3) 時計回りに吹き込む。
(4) 反時計回りに吹き込む。
問17 毎秒10メートルの風速で正しいものはどれか。
(1)5ノット
(2)10ノット
(3)15ノット
(4)20ノット
問18 700hPa高層天気図に対応する高度で正しいものはどれか。
(1)約3,000ft
(2)約5,000ft
(3)約10,000ft
(4)約18,000ft
問19 天気図状で等圧線の間隔が狭いときに予想される気象現象で正しいものはどれか。
(1) 弱い雨
(2) 強い雨
(3) 強い風
(4) 霧
問20 山岳波に伴う雲で誤りはどれか。
(1) ローター雲
(2) 乱層雲
(3) 笠雲
(4) レンズ雲
=解答=
1. 答(3): "接地"気温逆転相は、地面に空気が冷やされて形成されるので、大気の循環である"対流"は関係しない。
2. 答(2)
3. 答(4): 海陸風前線の海風は、地面が暖められ上昇気流が発生、これが海側に流れて下降する循環により発生するので地面が暖められる時間が必要。上記前線の上陸は早くてもAM10時以降(1)。
4. 答(1): 雹が生成するには、雷雲中で上下に移動を繰り返すことが必要、成長期は上昇気流が殆どなので、雹の発生は下降気流が生じる最盛期(2-851)。
5. 答(4): 標準大気の気温低減率は0.65℃/100m、1,000ftは約300mなので、0.65℃×(300m/100m)=1.95℃/1000ft、約2℃/1,000ft。
6. 答(3): BKNはBROKENの意で、5/8〜7/8、因みに1/8〜2/8はFEW、3/8〜4/8はSCT(SuCoTi?笑)、8/8はOVC(Over
Cloud?)
7. 答(2)1)
8. 答(2): HZ:煙霧、BR:もや、FU:煙、FG:霧
9. 答(2): 活発な雷雲が線状または狭い帯状となっているもののうち前線性でないもの (2-855)。
10. 答(3)
11. 答(1): サーマルは大気が不安定なほどよく発生する。
12. 答(2)
13. 答(2)
14. 答(2)
15. 答(3)
16. 答(2)
17. 答(4): 風速 kt/hとm/sのおおまかな関係は、2X kt/h = X m/s
18. 答(3): 気圧と高度の関係は、300hPa=30,000ft、500hPa=18,000ft、700hPa=10,000ft、850hPa=5,000ft、900hPa=3,000ft (2-803)。
19. 答:(3)
20. 答:(2)
山岳波の典型雲は、ローター雲、笠雲、レンズ雲 (2-857)。
参考文献
1) Meteorology and flight ,Tom Bradbury著,大石直昭訳,SATA&エアロビジョン(1996)
2) AIM-J、(社)日本航空機操縦士協会、ISBN4-931160-0206 C3058